粉末プロテインを使って、自宅でプロテインスープを作りたいなと思っている方も多いのではないでしょうか。
粉末プロテインスープを手作りする際はいくつか注意点があります。
この記事では、粉末プロテインを使って、プロテインスープを作る際の注意点について解説します。
もくじ
プロテインは加熱してもタンパク質は壊れない
そもそも、粉末のプロテインを加熱するとタンパク質が壊れるのではないかと心配になる人も多いのではないでしょうか。
栄養素の中には、熱を加えることで壊れやすかったりする特徴を持つものがありますが、タンパク質は熱で壊れることはありません、
そもそも粉末のプロテインは、牛乳からタンパク質だけを取り出し、熱風で乾かして粉末状に加工されています。
そのため、家で粉末のプロテインを使用して、プロテインスープを作っても心配ありません。
プロテインスープを作る際の注意点
粉末プロテインを使って、プロテインスープを作る際の注意点は次の3つです。
ダマになりやすい
プロテインを加熱すると、ダマになり易い特徴があります。
これは、タンパク質には熱によって固まりやすくなってしまう熱変性という性質があるためです。
特に、電子レンジは急激に温度が上がるので、熱変性を起こしやすくなります。
温かいプロテインスープを調理する場合は、先に水でよく溶かしてから加熱することでダマになることを防ぐことができます。
いつものようにプロテインシェイカーで水や牛乳などとよく混ぜ合わせた上で、調理することをオススメします。
ビタミンやミネラルは加熱すると減る
プロテインの種類にもよっては、美容を意識したビタミンやミネラルが多く含まれるプロテインも販売されています。
ビタミンやミネラルは加熱することで壊れたり、無くなるものが多いです。
そのため、温かいプロテインスープに作る際は注意しましょう
味の変化
粉末のプロテインには様々なフレーバーがありますが、味や香りの主張が少ないプレーンのプロテインであっても、使用する量が多いとスープの味に影響します。
スープの風味を邪魔してしまうほどプロテインを加えてしまうと、美味しく食べられなくなってしまいます。
水150mlに対して、プロテインを10g~30gの分量にするのがオススメです。
プロテインスープを手作りする際には、バランスに注意しましょう。
一日以上の作り置きをしない
粉末のプロテインを加えたプロテインスープは、1日で食べ切るようにしましょう。
プロテインは栄養が豊富なため、液体と混ぜ合わせた状態で時間を置くと雑菌が増えやすいです。
また、時間が経つほど鮮度が落ち、栄養価も下がります。
そのため、プロテインスープを手作りする際にはできるだけ食べきれる量に調整して調理しましょう。
プロテインスープにはホエイプロテイン以外を使おう
プロテインを正しく選ぶことで、加熱した際にダマになるのを防ぐことができます。
プロテインは原料の違いにより、熱変性を起こす温度が変わります。
プロテインには大きく分けて、牛乳を原料とするホエイプロテイン、カゼインプロテインと、大豆を原料とするソイプロテインがあります。
そのため、手作りでプロテインスープを作る場合は、ホエイプロテイン以外で作ることをオススメします。
自宅で作れるプロテインスープのレシピ
自宅で簡単に作れるプロテインスープのレシピを紹介します。
タンパク質たっぷりデトックススープ
・キャベツ 1/4個
・たまねぎ 1/2個
・人参 1/2本
・セロリ 1/2本 ※その他お好みの野菜
・高野豆腐 1枚
・ミックスビーンズ 1袋
・トマト缶 1缶の1/2量
・コンソメ 1個
・塩コショウ お好みで
・水 200〜300cc
・プロテイン 30〜40g
1.水とプロテインをシェイカーに入れ、よく混ぜ合わせます。
2.野菜はすべてお好みのサイズに切ります。
3.高野豆腐を水で戻し、さいの目切りにしておきます。
4.鍋にトマト缶、コンソメ、1と2を入れ、ひと煮立ちさせます。
5.3とミックスビーンズ加え、弱火で20〜30分煮る。
6.野菜が柔らかくなったら、お好みで塩コショウで味を整えて完成です。
このスープは、粉末プロテインだけでなく、高野豆腐とミックスビーンズを加えて、更にタンパク質をプラスしています。
ただ、手作りするのは少し面倒という方は、市販で多くのプロテインスープが販売されています。
このブログ内でも、オススメのプロテインスープを紹介しているので、是非参考にしてみてください。