プロテインスープの置き換えダイエットはダイエット方法としてよく取り上げられます。
味のバリエーションが豊富なプロテインスープを毎日の食事と置き換えることで効果があるなら、楽しみながらダイエットができます。
しかしながら、プロテインスープダイエットを始める前にポイントを抑えておかないと思うような結果が出ず、ダイエット自体を辞めてしまうことになります。
今回は、プロテインスープの置き換えダイエット成功のためのポイントを紹介します。
3種類のプロテインを使い分ける
プロテインには大きく3つの種類があります。
それぞれ異なる特徴があり、プロテインスープとして置き換えダイエットに使用する場合、シチュエーションに合わせて適切なプロテインを選ぶ必要があります。
ホエイプロテイ
牛乳由来の動物性タンパク質で、筋肉の合成に高い効果がある必須アミノ酸を多く含みます。
ホエイプロテインは、体内への吸収が早く、ダイエットにトレーニングを取り入れる場合に、トレーニング後に摂取することがオススメです。
水に溶けやすい特徴をもちますが、80℃を超えるとダマになりやすい特徴もあるため、温かいスープに使用する場合は注意が必要です。
カゼインプロテイン
ホエイプロテインと同じく、牛乳由来の動物性タンパク質です。体内への吸収が遅い特徴があります。
お腹の中にとどまる時間が長いことから 満腹感が高く、就寝前に飲むことで眠っている間にゆっくりタンパク質が吸収されます。
吸収が遅いことから、空腹感を抑えることができます。
カゼインプロテインは、運動しない日のタンパク質補給や就寝時に摂取することがオススメです。
また、ホエイプロテインと異なり、100℃を超えてもダマになりにくい特徴があり、温かいスープに利用しても食感を損ねにくいです。
ソイプロテイン
大豆由来の植物性タンパク質です。カゼインプロテインと同じく、吸収が遅いため、満腹感を感じやすい特徴があります。
加えて、ソイプロテインに含まれる「大豆イソフラボン」は女性ホルモンを整える働きがあり、ダイエットで食事制限している場合でも女性の健康維持の助けになります。
ソイプロテインは、特に女性ホルモンが乱れがちな方にメリットが多いプロテインです。
ホエイプロテインと異なり、100℃を超えてもダマになりにくい特徴がありますが、粉っぽく風味が特徴的なため、飲みにくく感じる方もいます。
ブログ内で、粉末プロテインを使って、プロテインスープを作る際の注意点も解説しているので参考にしてみてください。
どうしても、自分で作ると粉っぽくなりがちですが市販のプロテインスープには溶けやすいように改良されている商品が多くあります。市販のオススメのプロテインスープも紹介しています。
ダイエットに必ず運動を取り入れる
プロテインを使ったダイエットは、タンパク質が筋肉を作る栄養となり、筋肉の増量で代謝量がアップしてダイエットに繋がるというものです。
そのため、ダイエットの中で、筋肉を付けるための運動を取り入れる必要性があります。
プロテインスープは普通の食事よりもカロリーが少ないため、運動をしなくても徐々に体重は落ちていきます。
しかし、運動しないと、筋肉量が落ちるため、綺麗なボディラインができなかったり、リバウンドしやすい体になります。
そのため、運動の強度は人それぞれですが、必ずダイエットの中に運動を取り入れるようにしましょう。
短期間の減量には向かない
プロテインスープの置き換えダイエットは、毎日の食事の一部を低カロリーのプロテインスープに置き換えることで、糖質や脂質の摂取量を減少させダイエットする方法です。
そのため、1日3食を維持しつつ、健康的で、継続しやすいダイエット方法ではありますが、一方で、プロテインスープには具材などのカロリーが含まれるため、ファスティング等と比べると短期間の減量には向きません。
1か月や半年以上等、中長期で取り組むダイエットということを理解しておきましょう。
栄養の偏りや栄養不足に注意する
理想的なプロテインスープの置き換えダイエットは1日の1食をプロテインスープに置き換える方法です。
過度の置き換えを行うと、栄養の偏りや栄養不足になります。
特にビタミンは健康を維持するうえで重要な栄養素になりますが、プロテインスープから十分な容量を摂取することが難しいです。
そのため、プロテインスープを取り入れた中長期的なダイエットを行う場合、生野菜を使ったサラダや果物、脂肪分の少ない赤身肉や鶏胸肉を積極的に取り入れるなどの工夫をしましょう。
味のバリエーションを増やす
プロテインスープの置き換えダイエットは、中長期的に取り組むことで効果を発揮します。
プロテインスープの置き換えダイエットを途中で辞める原因には、一つの味に飽きてしまうという理由があります。
そのため、味のバリエーションを増やして取り組むことで飽きずに続けられます。
また、間食として取り入れるプロテインスープはより低カロリーなものにするなど、食事と置き換えるプロテインスープとは別に準備しておくことで空腹対策になりダイエットを継続しやすくなります。
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